あいさつ2

令和の年号が発表され、平成も残り数日となり時代の変化が急激な急ぎ足でやって来そうな昨今に年頭の所感を述べて、

激動の時代の波に乗りきれるかどうか。

業界を取り巻く変化に付いて行けるのか。

山積して居る課題を丁寧に処理し、将来の会社の在り様を模索しながら

地道に進んで参りたいと思います。

団塊の世代のしぶとさと数々の試練を乗り切って来た自信が、老いて寄る年波に勝てず近頃、全く自信喪失の様に思えて来ています。

2、3年前まで社員を使っていると言う自負があったのですが、最近は社員にこき使われて居る自分を発見しては苦笑するこの頃です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大変に恵まれて居りますお取引様のおかげ様で、順調に業績が伸びて来て又、若い従業員の成長を見るに付け、林業の業界に入っての喜びを強く感ずる昨今であります。

近年、急激に売上を伸ばして来たバイオマス発電用の木材の全体の売上に占める割合が、大きく変化して来て居ます。

価格は勿論、需要に追いつけない時代が其処まで来ている感がします。

価格が上がってもそれだけで無く、絶対量が足りないとぼやく前に如何したら山元から安価で搬出し、市場価格にマッチした材の供給が素早く出来るかがこれからの課題になると思います。

市場価格の安価な材に、搬出経費が良材の1.5倍も掛かっては間に合うはずもありません。

山元でのチップの加工など作業の仕組みを変えて行かなければ、採算の合う商売になりません。

運送に掛かる経費の削減と高性能林業機械の推進は、まさしく車の両輪であります。

適正な立木の在庫管理と、暖傾斜地と高齢級の立木の確保が急務であります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

市場の要望は、従来のスギであればどんな立木でも良い時代はとっくに終わりました。

安全作業を第一に、安全な作業仕組みを確立してこそ、将来に展望が開けて行くはずです。

業界の上部団体のご指導を受けながら、コンプライアンスを遵守してまいります。

社会貢献も重要な要素に格付けされる時代の変化に取り残されない様な努力を微力ながら

続け貢献して行きたいと思って居りますので、変わらぬご指導とご厚情をお願い致します。

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